お休みコラム

「日本人は休み方が下手」は本当?日本ならではの文化や習慣を生かそう

「海外の人に比べて、日本人は休み方が下手。」一度は聞いたことがありますよね。私たち日本人は、本当に休み方が下手なのでしょうか?昔からの文化や習慣を生かせば、自分たちに合う休み方もあるかもしれません。

今回は、休み方が下手と言われてしまっている理由と、そんな日本人だからこそのおすすめの休み方をご紹介します。

なぜ「日本人は休み方が下手」と言われるの?

1.海外の人と比べて、長期休暇を取りづらい

海外の人、特に欧米の人は、長いバケーションを取るのが一般的です。もちろん国によっても違いますが、2~3週間お休みして旅行に出かけたり、ゆっくり寛ぐのが当たり前という人も。休暇中のメールは不在通知に切り替え、休み明けに返信することも多いです。

旅行予約サイトを運営する「エクスペディア」の有休消化に関する国際比較調査によると、日本は2019年も約50%、最下位の成績でした。短い期間で複数回取ることが多く、一度に長期のお休みを入れる風習はまだまだ少ないそう。

2.休むことに罪悪感を持ちやすい

他の国では、ビジネスマンが休暇を取ってしっかり休むことは、仕事と同じくらい大切なことだと考えている人も多いです。お休みしてリフレッシュすることは、仕事で成果を出すために重要だからです。

一方で、日本人は休むことに罪悪感を持ちやすいですよね。休息を取ることと、サボることを混同して考えてしまっているからかもしれません。

旅行に行って新しい刺激を受けたり、友人や家族とおしゃべりして一緒に時間を過ごすことは、決して悪いことではありません。今まで思いつかなかったアイデアが生まれたり、活力の源となったり。自分の人生を豊かに生き生きとさせてくれるものです。

しかし、「周りの人が働いてるのに、自分だけ休んでいいのかな?」と人の目を気にしてしまい、罪悪感を持ってしまう人も多いのです。

3.「忙しいことが美徳」と思いがち

日本の会社の残業は、特にここ数年問題になっていますよね。忙しい人は仕事ができると思われたり、人より長く働くことが頑張っていると思われがちです。

もちろん、できる人に仕事がたくさん集まったり、人より多く働いていることも間違ってはいません。しかし、効率的に短い時間で終わらせることも、同じように素晴らしいことのはず。けれども実際には、中身が薄くても忙しかったり残業して働くことの方が評価されてしまう風習はあると思います。

忙しいこと、長く働くことが美徳と思っていると、お休みすること=かっこ悪い、仕事ができないと勘違いをしてしまうのかもしれません。

本当に日本人は休み方が下手なの?

このように、確かに私たち日本人は、休み方が下手なところもあるかもしれませんね。しかし、日本人だからこその発想や習慣を生かせば、上手に休める方法があるのです!そこで、日本人だからこその休み方を5つご紹介します。

日本の文化を生かそう!おすすめの休み方5選

1.座禅の体験をする

静かに座って時を過ごすことで、精神統一したり、目の前のことに集中する時間を持てる座禅。マインドフルネスの瞑想にも近いと言われています。

初心者が始めるにはちょっとハードルが高い座禅ですが、お寺で気軽に体験できるのをご存知でしたか?定番は鎌倉や京都ですが、実は座禅体験のできるお寺は思ったより多いのです。自分の住んでいる地域で探してみると、意外にも近所のお寺で体験できるかもしれませんよ。

2.湯船につかる

毎日湯船につかるのも、日本人ならではの習慣ですよね。日常で当たり前に行なっていることなので、特別に意識していないかもしれません。しかし、湯船に使って温まるのは、心身ともにリラックスできる効果があるのです。

普段は忙しくてシャワーだけで済ませるという方も、疲れた時やお休みの日はぜひ湯船に浸かってみてくださいね。

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3.温泉旅行をする

雪がしんしんと降る寒い中、露店風呂であったまる。思い描くだけで、最高の瞬間ですね。温泉旅行をするのは、日本人ならではの習慣といえます。温泉の歴史は長く、「古事記」や「風土記」にも出てくるほど。

日本には、箱根や草津を始めとした温泉がたくさんあります。都会からも週末に気軽に行けますし、温泉宿もたくさんあるのはとても魅力的なことですよね。日本ならではの歴史と風土を生かしたお休み方法と言えます。

4.日本茶を飲む

食後に緑茶を入れる。旅館に到着したらまずお茶を入れて飲む。以前は当たり前だったお茶の文化も、最近では少しずつ薄れているのかもしれません。一方で、抹茶ラテやスイーツなど、新たな文化も生まれています。抹茶や緑茶の持つ健康への効能にも、注目されていますよね。

お茶自体が持つリラックス効果に加えて、お茶を挿れること自体にもお休みの効果があるように思います。仕事に集中してちょっと疲れた時に、席を立ってお茶を入れたり。お茶を点てる体験に行ってみたり。

インスタントの日本茶でも、仕事の合間に入れればちょっとしたお休み時間に。お茶を入れることで頭を切り替えられたり、リフレッシュして次の仕事を頑張る気持ちになれたりしますよね。イギリスのティータイムやアフタヌーンティのように。日本の文化の1つであるお茶も、お休みにはぴったりなんです。

5.書道をしてみる

日本で育った人は、ほとんどが学校で書道を習ったのではないでしょうか?上手に書くことができなくても、墨汁や硯がなくても。昔を思い出しながら、筆ペンで紙に文字を書いてみるのはいかがでしょうか。

ちゃんとした筆や墨で書く機会があれば、ぜひ試してみてください。子どもの頃は苦手だったという方も、大人になって書いてみると心が鎮まるのを感じたり、意外な面白みを感じるかもしれません。

お寺で写経体験をやっているところもあり、日本の文化や歴史を感じながら楽しめますよ。

「日本人は休み方が下手」は本当?昔からの習慣を生かそう

私たち日本人は、確かに他の国の人と比べると休み方が下手な部分があります。しかし、日本人だから下手なのではなく、たまたま日本人に多い性格だったり、現代社会の風潮がそうさせているだけなのではないでしょうか。

日本に昔からある習慣や文化を生かせば、もっともっとお休みの時間を楽しむことができるはず。ぜひ、旅行のついでに体験してみたり、日常に取り入れて試してみて下さいね。

「休もう。」は、休み方が分からない方の次のお休みを応援しています。

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Caori

ストレスを貯めやすく、体調を崩すことが多かった。 高校生時代にうつ病になったり、社会人になってからストレスで生理が止まらなくなった経験から、心身の病を予防する方法に興味を持つ。 ヨガや呼吸法、マインドフルネスなど、日常でできることを実践している。 自分の香りで癒されることが好き、アロマ検定1級を取得。

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