「休みたいけど、休めない」「休み方がわからない」と感じる時。気づかないうちに、人と自分を比べてしまっているのかもしれません。
しかし、お休みは自分にとって普段とちがうことをすること。
生活スタイルや考え方がちがえば、人によって休み方はちがうのは当たり前なんです。
今回は、人によって休み方はちがうことについて、事例を上げながらご紹介します。
休み方の価値観のちがい(例)ある夫婦の旅行
ある夫婦が、休日に一緒に旅行へ行くことにしました。
夫は、毎日忙しく会社で働きづめ。
束の間のお休みなので、旅行先ではゆったりと寛ぎたい。
一方、妻は専業主婦でお家で家事をすることが多く、せっかくの旅先ではたくさん遊んでリフレッシュしたいと思っています。
夫「休みの日なのに、あちこち動き回るなんて信じられない」
妻「せっかくのお休みなのに、じっとしてるなんてもったいない」
さて、あなたはこの夫婦の価値観のズレについてどのように思いますか?
この二人、同じ「お休み」を過ごしていても
やりたいことは全然ちがいますよね。
自分がこの夫婦のどちらかだったら、相手に対してどのように感じるでしょうか?
例えば夫だったら。
自分が疲れていることに配慮してくれない妻に、イライラしますか?
例えば妻だったら。
自分の気持ちを分かってくれない夫に、悲しくなりますか?
どちらの気持ちも、分かるような気がしますね。
でも、どちらの過ごし方が正しい・間違っているという話ではないんです。
夫は普段から仕事で身体も頭も疲れているから、お休みの日には文字通り
休養を取ってリラックスしたかっただけ。
妻は普段お家にいてなかなか出かけられないから、お休みの日にはいつもできないことを
色々と体験したかっただけ。
夫も妻も、普段とはちがうことをしたかっただけなんですね。
自分の休み方を人と比べる必要って、あるのかな?
この夫婦のように、あなたがお休みにしたいことも、他の人とはちがうかもしれません。
そんな時、どのように感じるでしょうか?
例えば、会社の同僚と仕事の休み時間について話す場合。
同僚「休み時間には、仕事のスキルアップのために読書がしたい」
自分「大好きな漫画の最新刊が読みたい」
同僚はスキルアップを考えているのに、自分は漫画だなんて・・。
もしかしたら、「自分はあいつに比べると、なんて怠け者なんだ!」と劣等感にさいなまれるかもしれません。
休み時間に漫画を読んでみても、つい同僚と比べてしまってどこかイケないことをしているようで心が休まらない・・なんてことも、あるかもしれませんね。
しかし、お休みの日をどう過ごすかは誰にとっても自由なことなんです。
人と比べたり、同じことをしようなんて思わなくていい。だってみんな、一人一人生活も、性格もちがうんだもの。
自分なりに、お休みを満喫すれば良いんです。
お休みする時は、いつもとはちがうことをしてみよう
とは言っても、自分にとっての休み方がわからない方もいるかもしれません。
そんな方におすすめなのは、やっぱり「いつもとはちがうことをする」こと。
いつもとはちがうこと?バンジージャンプをしたり、トルコで気球に乗ったりするの?
いいえ、そんな奇抜なことをする必要はありません。
突飛なことにチャレンジするのではなくて、
いつも我慢していたり、やってみたいなと思っていた小さなことを、自分のために叶えてあげるということなんです。
例えば、普段は朝7時に起きなくてはいけない人は、休日に目覚ましをかけずに好きなだけ寝ることが、お休みになるかもしれませんね。
毎日自炊している人は、外食を楽しむことがお休みになるかもしれないです。
このように、2つの考え方を使って「いつもとはちがうことをして、お休みしてみる」のはいかがでしょうか?
お休みの方法
・いつも自分に禁止していること、できないことをやってみる。
・いつもしなくてはいけないことをやめる、または他のことに変えてみる。
次のお休みにしたいこと、見つかりましたか?
当メディア「休もう。」では、具体的なお休み方法もご紹介しています。
ぜひ、探してみてくださいね。
-
-
休み方がわからない人必見!簡単にできるお休みの方法27選(初級編)
「休んだ方がいいよ」と言われても、休み方がわからない。罪悪感から気持ちよく休めない。そんな方に向けて、お休みの方法をご紹介しているメディアです。 休み方と言っても、今この瞬間から試せる手軽な方法から、 ...
続きを見る