休み方 初級

休み方:感情を知る|自分の感情を言葉にしてみる

この記事を読んで下さっているあなたは今、どんな気持ちでしょうか?

落ち着いた気持ち?それとも、誰かに怒っている?
もしくは悲しいことがありましたか?

「私は今、○○な気持ちです」と自分の感情を言葉にできることは、実はすごく大事なことです。

もしかすると、こんな風に思った方もいるかもしれませんね。

あれ、私って今どんな気持ちなんだろう?
自分の気持ちが分からないかもしれない。

心配しなくても大丈夫。
なぜなら、現代社会で生きていくには自然なことだからです。

私たちのほとんどは、日々どこかで自分に嘘をついています。
自分の気持ちとは反対のことを言ったり、本当の感情を隠したり、我慢してなかったことにすることもあります。

本当は美味しくなかったのに、誘ってもらった先輩に悪いから「とっても美味しいです!」と言った。
やりたくない仕事だったけど、昇進につながると思い喜んで引き受けた。

嘘をついたり、我慢しているなんて自覚もないまま、自然に行動している人も多いと思います。

自分の気持ちとは反対のことをしたり、我慢したりすることは、決して悪いことではありません。誰もが正直にありのままで生きることは、意外にも難しいことです。

例えば、誘ってもらった先輩の気持ちを考えずに、正直に「美味しくなかったですね」と本心を伝えたら。先輩はどんな気持ちがするでしょうか?二人の関係は今後どうなるでしょうか。

自分の感情を素直に表現できない瞬間も、社会で生きる以上はあるのは当然だと考えられます。

問題は、自分の気持ちに嘘をついたり、感じているはずの感情をなかったことにするのが当たり前になってしまうことです。

最初は「本当の気持ちを言えなかったな」「あの時、私は怒っていたんだよな」と気づけます。しかし、それが当たり前になってしまうと、自然と自分の気持ちを我慢したり、おしころしてしまうようになります。さらには、自分が今どのように感じているか、分からなくなってしまうのです。

もし今、自分の気持ちが分からないと感じていても、心配することはありません。
これまで見ないふり、気づかないふりをしてきたので、一時的に感覚が麻痺して感じ取れなくなってしまっているだけだからです。感情を認識する練習をすれば、すぐにまた分かるようになります。

感情的になるのはよくないことだと思っている方は、自分の気持ちを知りたくないと考えるかもしれませんね。誰かに怒ったり、嫉妬してしまうのは悪いことだと感じているからです。

怒ったり嫉妬してしまう気持ちは、本当に悪いことなのでしょうか?心のどこかで感じていても、蓋をしてしまいこんでしまえば、なくなるものでしょうか。

感情を無視すると、短期的には穏やかな日常を過ごせるかもしれません。しかし、感情はなくなったわけではありません。存在しているけれど、無視しているだけ。心の中には、実はずっと潜んでいるのです。

見ないふりをし続けると、突然涙が止まらなくなってしまったり、身体の調子が悪くなったりすることもあります。そうなると、気持ちを休めることもたいへんになってしまいます。

負の感情が自分の中に生まれたら、そのまま受け取っていいのです。「あ、今私はこの人に怒っているな」「あの人が俺より早く出世するなんて、許せないと嫉妬しているな」自分が感じたことを、そのまま心の中で言葉にしてみてください。

自分の感情を見ないふりをするのではなく、受け止めるのです。「怒っているなんて、私は心が狭いなあ」「嫉妬してるなんて、自分はイヤなやつだなあ」など、自分の感情を評価する必要はありません。感情は、ただの感情です。ただ怒ったり、嫉妬しているだけなんです。

もちろん、怒ったからといって感情のままに叩いてしまったり、嫉妬しているから嫌がらせをして良い、というわけではありませんね。感情の結果、負の行動に移してしまうことは、人を傷つけるよくないことです。けれども、自分がどう思っているかきちんと感じて受け止めることは、決して悪いことではありません。むしろ、自分の気持ちが癒されたり、前向きになるためのチャンスなんです。

「自分は今怒っているんだなあ。どうして怒っているのか考えてみよう」「あの人に嫉妬しているんだなあ。今まで気づかなかったけれど、自分も今の会社で昇進したいと思っていたのかもしれない」もしかすると、こんな風に発見や気づきがあるかもしれません。

感じたり、思うこと自体は、どんな気持ちであっても悪いことではないと思います。なぜそう感じたのか?どう行動すれば解消するのか?感情を受け止めることで理由を考えられたり、次の行動に踏み出すことができます。

感情を知ることは、とても大事なこと。今日から、自分の感情を毎日心の中で言葉にしてみるのはどうでしょうか?

「私は今、アイスクリームが食べられて幸せ」「友達に会えるから、嬉しい」「転んでしまったから、恥ずかしい」「好きなドラマが見られなくて、悲しい」「恋人が遅刻してきたから、怒っている」

小さなことでも、全く構いません。少しずつ感情を言葉にする練習をすることで、今自分の気持ちが分からないと感じている方も、分かるようになります。

自分の感情を知ることは、感情をコントロールする第一歩です。どうか、感情を受け止める前に抑えつけたり、感じていないことにしないでみて下さい。

今回は、感情を知る。自分の感情を言葉にしてみることについてお伝えしました。今からでもすぐに始められることですが、最初は難しいかもしれません。ふと思い出した時に、今の気持ちってなんだろう?と自分の感情について知ろうとしてみるのがおすすめです。

 

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Caori

ストレスを貯めやすく、体調を崩すことが多かった。 高校生時代にうつ病になったり、社会人になってからストレスで生理が止まらなくなった経験から、心身の病を予防する方法に興味を持つ。 ヨガや呼吸法、マインドフルネスなど、日常でできることを実践している。 自分の香りで癒されることが好き、アロマ検定1級を取得。

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