女性ならほぼ毎日やっている、メイク。男性でも、肌や眉毛を中心に軽いメイクをする人も増えてきているようです。お化粧をするだけで周りの反応が変わったり、お洒落をして気持ちが明るくなったり。メイクをするのはとても楽しいものですよね。でも、大人になってからは自分の好きなようにお化粧するよりも、TPOを意識したり、流行りのメイクに合わせることが多いのではないでしょうか?もちろん社会に出れば、その場に合った格好をする事は大切ですよね。でも、たまには周りの目は気にせずに、やりたいようにお化粧を楽しんでみるのはいかがでしょう。今回は休み方の1つとして、好きなようにメイクをすることについてご紹介していきます。
そのメイク、本当に自分がやりたいもの?
女性は特に、学生時代からずっとほぼ毎日メイクし続けている人がほとんどですよね。初めてお化粧をした時は、大人の女性になったような気がして、とっても特別な気持ちになったはず。どんな風に工夫したら、もっと自分が美しく見えるんだろう?と、研究を重ねた人も多いと思います。
でも、働き始めると特に、メイクも毎日のルーティンの1つになっていきますよね。忙しい朝の時間でいかに時間を短縮するか?いかに終業後までもちが良いコスメを選ぶか?
美しく、可愛く見せたい願望はもちろんありますが、実用的なことも重視するのが現実だと思います。
また、学生時代はギャルメイクや清楚メイクなど、普段の自分とは違うお化粧で変身を楽しむ事もありましたよね。いつもは目立たない子が、文化祭でゴスロリメイクをしてとても似合っていたり、ギャルっぽい子がある日突然に清楚な雰囲気に変わったり。
大人になってからは、自分らしいメイク方法が確立したり、なかなか変えるのが面倒だったり、人目が気になったり・・と様々な理由から、自由にお化粧するというよりは、自分の型を決めてこなしているという方も多いように思います。
思うようにお化粧する楽しさ
日々のメイクは、限られた時間で毎日行うもの。会社や学校など、場所に馴染む範囲で工夫しなくてはいけません。でも、お休みの日に自分でお化粧する分には、誰の迷惑にもなりません。久しぶりに、思うように自由にお化粧をしてみませんか?
地雷系メイク
2020年にSNS中心に流行したのが、地雷系メイク。可愛いながら、俗にいう「メンヘラちゃん」の雰囲気を醸し出すのが特徴です。
目元を泣きはらしたようにほんのり赤くしてみたり、透き通るような白い肌で、顔色が悪いように見せたり。
TwitterやInstagramでは、一般の人が地雷系メイクに挑戦している様子もたくさん見られます。流行に乗りつつ、いつもとはちょっと違った自分になりきってみるのはいかがでしょうか?
レトロメイク 60年代女優
レトロなメイクやファッションは、根強い人気がありますよね。中でもレトロメイクとして代表的なのが、60年代に人気を誇った海外の女優スタイル。オードリーヘップバーンやツイギー、ブリジッド・バルドーなど、愛らしくも目力が強く、意思の力を感じさせるような女優さんが有名です。
そんな60年代女優のレトロメイクの特徴は、やはり目。お人形のようにカールさせた上下のまつげ、目元ぱっちりに跳ね上げた上アイライン。
ちょっとレトロなお洋服と合わせたり、好きな女優さんの髪型を真似してみると、気分も変わりますよ!
80年代 アイドル メイク
一方、日本の有名人をテーマにしたメイクで人気なのが、80年代のアイドルメイク。小泉今日子さんや松田聖子さん、中森明菜さん・・。可愛さとセクシーさを兼ね揃えたアイドルの姿が浮かびますよね。
レトロメイクと似ているのが、目に力を入れていること。そして眉毛をしっかり目にかき、口紅は薄めの色を使ってぷるぷるに。前髪をカーラーでふわっとカールさせたら、昭和なムードを味わえますね。
ギャル メイク 90年代
90年代に流行ったのは、コギャル・ギャルメイク。女子高生からOLまで、世代に合ったギャルスタイルが流行になりました。
90年代を代表する歌手といえば、やっぱり安室奈美恵さん。「アムラー」という言葉も使われていたほど、安室奈美恵の真似をする女性たちが街を歩いていました。
日焼けした肌に、細い眉、そして青いアイシャドー。当時は美白よりも、こんがりした健康的な肌が人気でした。同じ時期には、「ヤマンバ」「ガングロ」など、より日焼けさせた肌に、白いアイシャドーを使った特徴的なギャルメイクも流行りましたよね。
今からいきなり日焼けサロンに行くのは難しいですが、眉を細く描いたり、シャドーの色をブルー系にしてみるのは簡単にできそうですよね。ロングブーツやミニスカートを合わせれば、懐かしのアムラー気分になれるかも。
ゴスロリ風メイク
2004年の映画「下妻物語」では、深田恭子さんのゴスロリ(ゴシックロリータ)姿が話題になりました。
ゴシックは、十字架など宗教的な世界観で、黒を基調にしたちょっと怖いイメージ。一方ロリータはピンクや白を基調にし、フリルやレースがついたお姫様のように可愛らしい服装。このように、相反するように思える2つのテーマが合わさったのが、ゴスロリですね。
目の周りを黒くしたり、唇の色を暗くしてダークなイメージを強くしたり。十字架モチーフのアクセサリーをつけたり。ゴスロリ風メイクも、いつもと違う自分に出会えるはずですよ。
マスクの下は自由
2020年はコロナ禍で、外出時は基本的にマスクをするようになりましたよね。マスクを外して人と話したり、飲み物を飲む機会があれば別ですが、ただ近所に買い物に行くレベルであれば、マスクを取らないはず。
普段は使わない口紅やチークの色を試してみるチャンス・・かもしれません。
プロにやってもらう
メイクのプロにお化粧してもらうのも、貴重な体験です。マンツーマンで自分に合うお化粧を教えてくれる方もいますし、コロナ禍では中止しているお店もありますが、百貨店のコスメブランドの店頭で、お店の方にメイクしてもらったり。気に入ったコスメがあればその場で買えるので、一人でも再現しやすいです。
普通のメイクでも、プロの手にかかると何だか雰囲気が変わることも。自分に合ったメイク方法を教えてもらったり、イメージチェンジを考えている方は、きっとヒントがもらえるはず。
好きなお化粧方法を探すには?
とはいっても、最近は新しい流行もよく分からない。好きなようにお化粧するといっても、方法が分からない・・という方には、SNSがおすすめです。一般の方からモデル、芸能人に到るまで、メイク動画を出している方はとても多いです。
①Instagram
写真だけでなく、動画やライブをする人も多いのが嬉しいInstagram。「#イエベメイク」「#韓国メイク」など、メイクに関するハッシュタグもたくさんありますよ。
メイクアップアーティスト兼タレント Marinaさん
芸能人のメイクや、CMのメイクも担当されているというMarinaさん。ふんわりした雰囲気のメイクが多いです。IGTVで動画も投稿しており、まつ毛の綺麗なあげ方からスキンケアの方法まで分かりやすく説明されています。
https://www.instagram.com/k9k.marina/
モデル・クレイトン愛さん
モデルとしても活躍されている、クレイトン愛さん。美しいお顔が並ぶ投稿は見ているだけでも楽しいです。透明感のあるお肌と、濃いめのリップが特徴のメイクが多いです。ファッションや髪型も参考になりますよ。
https://www.instagram.com/clayton_ai/
美容家・松下侑衣花さん
美容家の松下侑衣花さん。とにかくコスメに詳しく、スキンケアからネイル、メイクグッズまで数多くのコスメをご紹介されています。大人の落ち着いた女性の雰囲気があるメイクが多く、会社に行くにも真似できそうなスタイルです。
https://www.instagram.com/yuika_matsushita/
美容師アシスタント・じゅななさん
美容師アシスタントの、じゅななさん。メイクやヘアアレンジの投稿をされています。抜け感のある目元で、ギャルメイクから最近流行りの韓国・中国メイクまで雰囲気を変えて投稿されています。印象が変わるメイクの違いや、100均アイテムを使ったメイク方法も。
https://www.instagram.com/album_juna/
②Youtube
「アオイの。」
モデル・クリエイター伊原葵さん(Aoi Ihara)のyoutube。毎日のメイクや、ナチュラルメイクの方法を紹介しています。シーズンごとのメイク・ファッションや、スキンケアも。
河北裕介 公式チャンネル
ヘアメイクアップアーティストの河北裕介さんのyoutube。女優やアイドルの方たちにメイクをする動画が特徴です。「パーカー着るならこのメイク」「かっこいいモードメイク」などシチュエーション別に合ったメイク方法や、年代別のメイク方法も取り上げられています。
egg Channel
ギャルメイクに挑戦したければ、ぜひ見たいのが雑誌「egg」が運営するegg Channel。バラエティ系の動画が中心ですが、ギャルメイクに関する動画もいくつか上がっています。
KAWAII PATEEN
原宿・ギャル系のメイクを中心に上げているyoutube。誰でも真似できそうなナチュラルメイクから、他では見たことないようなアートメイクまで、幅広いメイク動画が特徴です。普段とはちょっと違うお化粧に挑戦したい人におすすめ。メイクの価値観がアップデートされると思いますよ。
人の目を気にしないで、好きなようにメイクする時間
私たちの生活の中では、メイクは日常のルーティンの1つ。でも、自分が普段したことのないようなメイクを見たり実際にやってみることで、新しい扉が開くような感覚に。ナチュラルメイクなど日常の延長のお化粧でも、アートメイクやゴスロリといった非日常のメイクでも。人の目を気にしないで、好きなようにやってみたいメイクに挑戦する時間。大人になってからでも、メイクで遊んだり冒険する時間があっても良いですよね?
「休もう。」は、休み方が分からない方の次のお休みを応援しています。