中級 休み方

休み方:絵本を読む|頭をリラックスさせ、物語の世界へ

大人になってから読むと、子どもの頃とは違った面白さがある、絵本。本屋さんで手に取ったり、子どもの読み聞かせで一緒に読んだり。小説やビジネス書とはまた違った魅力のある絵本は、疲れている時にも読みやすいですよね。今回は、休み方の1つとして絵本を読むことをご紹介します。おすすめの絵本も10冊ご紹介しているので、ぜひお気に入りを見つけて下さいね。

絵本の持つ癒しの効果

絵本を読んでいると、リラックスしたり癒されたりする気持ちになるのは、なぜでしょうか?

絵が持つ、癒しの効果

1つには、絵が与えてくれる効果もあると思います。可愛らしい動物やキャラクター、表情豊かな登場人物、優しい色使い。仕事や勉強に追われる毎日だと、イラストや絵に触れる機会も少なかったりします。そんな時に、絵本の絵は眺めているだけで癒しの効果を感じられます。

例えば、児童文学作家の安房直子(あわなおこ)さんの絵本「うさぎがくれたバレエシューズ」。桜の花びらやうさぎたちの衣装が淡いピンク色で描かれており、絵を見るだけで優しい気持ちになります。

読み終わった後にほっこりするストーリー

中には、新美南吉さんの「ごんぎつね」のように、悲しい終わり方の絵本もあります。それでも、ただ悲しいだけではなく、教訓や学びがあるストーリーになっています。

大人になってから絵本を読む魅力

絵を鑑賞するなら絵画、ストーリーを追うなら小説や映画。絵やストーリーを楽しむエンターテイメントは、他にもたくさんありますよね。休み方としても、どれもおすすめしたい方法です。その中でも、大人になってから絵本を読む魅力について3つご紹介したいと思います。

本が苦手な人でも気軽に読める

絵本にあるのは、子ども向けに書かれた可愛い絵と、大人でも楽しめるストーリー。文字がたくさん書いてある本はちょっと苦手で・・という方も、絵本なら気軽に読むことが出来ます。

ただ絵を眺めたり、ストーリーを楽しむだけでも十分に素敵な時間になりますよね。さらには、絵本には道徳的な内容や、哲学的なお話も。大人になってもハッとする気づきがあったり、読んだ後に深く感じ入るものがあったりします。

気軽に読めるのに、絵もストーリーもちゃんと楽しめる。絵本の醍醐味の1つではないでしょうか?

文字を読む気力がない時でも大丈夫

何かエンターテイメントを見たい気分。でも、目が疲れてたくさん文字は読みたくなかったり、刺激がある映像は見たくないかも、という時もありますよね。そんな時に、絵本はうってつけなんです。

絵を眺めるだけでも癒されますし、文字も子どもに合わせて大きめだったり、普通の本より少なかったりします。自分でページをめくらなければ先に進まないので、自分のペースに合わせて読むこともできます。

文字を読む気力がない時や、強い刺激がほしくない時こそ、絵本を読んでみるのはいかがでしょうか?

リラックスしながら物語へ没頭できる

子どもの頃、大人の都合で絵本の読み聞かせが途中で終わってしまうと、「早く続きを読んでー!」とせがんだ記憶はありませんか?

絵本は、もともと子どものために作られたものが多いです。そのため、子どもたちをひき込んで、夢中にさせるようなストーリーや仕掛けが散りばめられているのです。

もちろん、子どもだけでなく大人になってからも。パラパラとページをめくってるつもりが、いつの間にか物語へ没頭してしまうかもしれません。構えすぎずに、リラックスした状態で夢中になれるのも、絵本の魅力の1つと言えますよね。

お休みにぴったりの絵本10選

考えすぎてしまった時、仕事に疲れた時。お休みする時にぴったりの絵本を10選ご紹介します。

1.はらぺこあおむし エリックカール

子どもの頃に読んだ記憶がある方も、多いのではないでしょうか?出版から30年以上の時を経ても、世界中で愛されているキャラクター「はらぺこあおむし」。生まれたばかりのあおむしが成長し、最後は蝶になるストーリーです。

小さく空いた穴の仕掛けがあったり、数字が自然と覚えられるようなイラストがあったり。子どもを楽しませる仕組みもいっぱいの絵本。懐かしさを感じたり、大人になってから気づく発見もあるかもしれませんね。

大人になってから改めて表紙を見ると、こんなにたくさんの緑色が使われていたのかとびっくりしますね。日本の絵本とはまた違った色使いのイラストも、楽しめますよ。

2.ふたりはともだち アーノルド・ローベル

こちらも世界中で愛され続けている、「がまくんとかえるくん」シリーズの第1作目。仲良しのかえる、がまくんとかえるくん。二匹、いやふたりが繰り広げる短編が5つ入った絵本です。

友情や思いやりに心温まったり、ちょっとどきっとするユーモアが入っていたり。ストーリーを楽しみながら、心が動かされる絵本です。

4.ちびくろ・さんぼ ヘレン・バンナーマン/フランク・ドビアス

トラがぐるぐる回ってバターになるシーンを、覚えている方も多いのではないでしょうか?実は「ちびくろ・さんぼ」は、100年以上前に書かれた絵本なんです。今も尚、世界中で読まれている絵本の1つ。

5.ももいろのきりん 中川李枝子/中川宗弥

ファンタジーと現実の間のような、不思議で可愛いお話。

お母さんから大きな大きな桃色の紙をもらった女の子が、自分で工作をし、ももいろのきりんを作ります。「キリカ」と名付けてお気に入りだったももいろのきりん。しかし雨に濡れてしまい、桃色がはげてしまい・・。

小さい頃、大きな紙やクレヨンを見ると、何かを作ってみたくてワクワクした。自分の手で作った大切なものたちが、動物や人間のように心を持って、動き出す気がした。

そんな子どもの時の気持ちを思い出すような、絵本です。

6.いそがしいよる さとうわきこ

いつも元気で、誰よりも行動力がある「ばばばあちゃん」。数多くのシリーズがあるばばばあちゃんの中から、今回ご紹介するのは第1作となる「いそがしいよる」という絵本です。

星がきれいな夜。家にこもっているのはもったいないと思ったばばばあちゃんは、外で寝ようと家の中からベッドやお布団を運び出します。そのうちに、テーブルもレンジも、家のものをぜーんぶ持ち出してしまって・・?

淡い夜を描いた「いそがしいよる」の絵は、色使いも柔らかくてとても綺麗ですよ。

7.ロボットのくにSOS たむらしげる

絵本というよりも、漫画のような感覚で読める本です。

物語の舞台は、地下600メートルにあるロボットのくに。不思議な生き物との出会いや、色鮮やかに描かれるSFのような世界観には、大人になってもわくわくします。

ちょっとだけ冒険してみたい夜、心を踊らせたい時におすすめの1冊。

8.銀河鉄道の夜 宮沢賢治

「銀河鉄道の夜」のちょっと不思議で幻想的な世界を、絵とストーリーで堪能できる絵本です。ジョバンニとカンパネルラの、儚くも美しい旅路。絵本で読むことで、よりいっそう世界観に浸ることができます。

絵本にしては、文字は多め。物語に浸りたい夜におすすめです。

9.にじいろのさかな マーカス・フィスター

にじいろに輝く美しいウロコを持ちながらも、孤独で寂しい思いをしている「にじいろのさかな」。人間関係で悩んでいる時、ひとりぼっちで不安な気持ちの時に、開いてみてはいかがでしょうか?

ストーリーも魅力的ですが、にじいろのウロコや、海の中の様子など、鮮やかに描かれる世界もとっても素敵。

読むだけで、ふわふわでまん丸なカステラが食べたくなる絵本といえば・・50年以上愛されている、「ぐりとぐら」ですね。子どもの頃に読んで、大人になったらあんなおっきなカステラを作るんだ!と思った方もいるかもしれません。

野ねずみの「ぐりとぐら」の絵本は、素朴な絵も魅力の1つ。シンプルで優しい色合いのキャラクターを眺めていると、ほんわかとした気持ちになります。

頭をリラックスさせ、物語の世界へ

難しいことをいっぱい考えて、眉間にシワがよってしまっているなあ。そう感じたら、リラックスしながら物語の世界に没頭できる、絵本を読んでみるのはいかがでしょうか?今回おすすめした10冊は、絵本の中のほんの一部。まだまだ、世界中に魅力的な絵本がたくさんあります。

眠れない夜にも、ストーリーの中に入り込みたい夜にも。頭を休めて、物語の世界へ。

「休もう。」は、休み方が分からない方の次のお休みを応援しています。

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Caori

ストレスを貯めやすく、体調を崩すことが多かった。 高校生時代にうつ病になったり、社会人になってからストレスで生理が止まらなくなった経験から、心身の病を予防する方法に興味を持つ。 ヨガや呼吸法、マインドフルネスなど、日常でできることを実践している。 自分の香りで癒されることが好き、アロマ検定1級を取得。

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