マイホームが欠陥住宅に?手抜き工事になる仕組みとは

いい家を作ろう
スポンサーリンク

どーもウツサイです。

突然ですが、皆さん家を何回建てたことありますか?

大抵の人は0~1回だよね?2回建てたら凄いことだよね。

だからこそ言わせてもらおう

ウツサイ
ウツサイ

ウツサイは百回以上建ててるんだぞ(-。-)y-゜゜゜

そんな一級建築施工管理技士の現場監督ウツサイがマイホーム建設時に知っておいた方がいいことを教えるぞ!!

そもそも欠陥住宅問題はなぜ起きる?

これは監督・会社の管理不足と割り切ってしまえばそれまでなんだけど、それでは本質追及できないからちょっと紐解いていこうと思う。

スポンサーリンク

工事監督は多数の物件を持っている為

特に最近の建主さんに多い勘違いですが、一人の監督が常にその現場にいて随時チェックしているわけではありません。

複数の物件を車や電車で移動しながら監督しているのだから、要所にしか現場にいきません。

役所の検査立ち合いとお客様立ち合いのみしか現場に行かないなんて丸投げダメ監督も結構いる。

また大手メーカーほど一人の掛け持ち物件数が多くなる傾向にあります。

スピード重視になってしまう

スピード重視になる理由は主に2つあります。

工期が短い

経営者側の視点で見ると一つの物件に費やす工事期間が短いほど生産性が高くなります。

またお客様の引っ越し日や会社の利益計画の為に最終工期を伸ばすことがほぼ不可能になる。

そこで現場の工期には余裕というものがなくなり、一つの手直しをするイレギュラーな時間がないので何かあってもそのまま進めてしまう事があります。

ここら辺は会社の圧力と個人のモラルとの闘いになります。その結果

現場監督
現場監督

バレなければ大丈夫だろう。

工期無いし間に合わなくなるし。

ていうか直すほどの不具合でもないよね?

となってしまう人も。

ちなみに工事が終わらなくて会社の売上から漏れてしまうと社内で人間扱いされない仕打ちが待っています。

職人さん達の施工金額が低い

ハウスメーカーで仕事している職人さんってかなり安い金額で作業しています。

(その積み重ねがメーカーの価格競争になるわけです)

金額が安いと時間を省くようになり、作業の丁寧さなんて考えないで流れ作業でバシバシ進めてしまう。そこに「このぐらい大丈夫」という感情が生じてしまいます。

もっとひどい職人になるとやらなくてはいけない事も省くようになってしまう。

例えば木を止めるために「釘を4本打つ」となっているところを2本にしてしまえば時間は半分で済みますよね?

半分の労力で同じ金額を稼げるようになるわけです。さらに釘の材料費も半分にできてしまう。

ここら辺もプライドを持って仕事をしているか、お金を稼ぐことだけ考えているかの職人さんの質の違いが出てしまいます。

個人的な感覚ではありますが「素人は口出すな!」的な職人は危険です。

 

工事監督の知識が不足している

基本的に建設業の監督は不足している傾向にあります。

そうなると新卒入社だとしても「サポートするから!」と言われ、入社して半年ほどすれば一人で物件を持たされます。しかし先輩達も忙しくて結局まともなサポートを受けられないのです。

「見て覚えろ」と検査基準をしっかりと教わっていないまま忙しくなり、正しい基準を未だに理解していない監督が多い。

決算時期は要注意

基本的には9月と3月の半期決算になるかと思います(メーカーによって違いがあります)

要注意の理由には「ハウスメーカー側の理由」と「職人側の理由」があります。

会社は黒字で優良企業になりたい!!

決算時期になると工期を通常よりも無理やり短くして決算月に間に合わせようとします。またなるべく多くの件数を完成させることを目標とします。

その結果現場監督は「通常よりも短い工事期間」「通常よりも多くの棟数」を担当することになります。その結果「事務作業」も大幅に増えていきます。

ウツサイ
ウツサイ

通常時ですら残業を毎日2~3時間はしているから、決算月はまったく仕事が追い付かない状態になるよ。まともな体調・精神ではないよね。

品質を見る時間や現場で確認する時間はどんどん無くなっていき、現場に行った時には見えない状態になっている事も当たりまえ。

現場監督
現場監督

まあ、いつもやってることだし間違えないでしょ。

書類には〇しておこう。

書類は出すことが重要だよな。

と検査をしてもいないのに、あたかもしたような書類が偽装されるわけです。

こんな事件が大手鉄鋼メーカーにもあったよね。

きっと同じようなパターンなんだろうなと思って事件を見ていたよ。

検査結果が全部〇なんてありえない事なんですよ。

職人側は稼ぎ時だ!!

また決算時期には職人さんも仕事過多になっていて、丁寧さが減ってしまいます。

職人にとっても「稼ぎ時」な為、質よりも量を優先して、とりあえず終わらせて稼ぐようになってしまうのです。

ウツサイ
ウツサイ

2月中旬から3月末までの内装業者さんは通常単価の2~2.5倍に金額が吊り上がるんだよ~。

それでも職人数が足りないため、ハウスメーカー側も頼むしかないのです。

現場監督
現場監督

お客さんに指摘されたら直せばいいよね!

とりあえず引き渡そう!!

決算時期は値引きやサービスなどで得をした気分になる事が多いですが、それ相応のリスクが生じてしまうので注意です。

まとめ・・・気を付けたいポイント

色々と書いてきましたが、大前提としては一生懸命仕事をしている監督・職人がほとんどです。

ただし、欠陥住宅とは「モラルの欠如」「チェック体制の穴」で簡単に起こってしまいます。

会社がどれだけ立派な「商品」や「品質基準」を持っていたとしても、実際に建てる現場が実践できるのかが大事になります。

ただし施主側としてはそこまで把握するのは難しいと思いますので、実際に出来る対策として「マイホームが欠陥住宅?後悔しない自分でできる対策とは??」の記事にまとめさせて頂きましたので、併せてこちらも読んでください。

 

また高額な買い物ですから、家づくりで損しないためには数社見比べて選ぶことは必須です。

便利な一括で資料請求できるサイトから情報を集めてみてはいかがでしょう。



コメント